打上水路橋
「打上橋に平行して打上水路橋が架かります。院内町だけでなく、大分県では水路橋に石造アーチ橋が多用されており、全国一の67基が残っています。 山地の多い地形の土地では、下流の田畑に水を引くためには、川の上流より水路を引く必要があります。山の中にトンネルを掘り、谷川を渡るために水専用の橋を架けるなど農業用の水を確保するために、大変な労力がかけられました。 院内町に残る水路橋は、耐久性に優れた石造のものが多く、現在も10基の水路橋が町内に架かっています。 また、大きな水路橋は県内では竹田地方に多く、なかでも竹田市の明正井路第一拱石橋や若宮井路笹無田水路橋は県外からもよく知られています。」 |