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若宮八幡社参道橋

2004.10.10

豊後高田市 

橋長:5.0m
橋幅:4.0m
径間:3.0m
拱矢:1.5m
架設:万延元年(1860)

豊後高田市役所のすぐ南側に若宮八幡社があります。


由緒記
「若宮八幡神社は宇佐八幡大神の御子、大鷦鷯尊他15柱の神々をお祀りした旧県社なり。
 淳和天皇の天長元年(824)豊前国宇佐郡大神朝臣蘊麿の母酒井門主女に「我と奉齊せよ」との託宣あり、文徳天皇の仁寿2年12月(852)宇佐宮造営使正六位上藤原朝臣勝主主典、正六位上香上宿祢永貞の両人に頼み、社殿を創営する。
 ご祭神の内、天照大神、玉祖神、品陀別命の三柱は、元正天皇の養老2年(718)市内字御玉に出し璞(あらたま)を御神体として祀ったものである。
 元亀2年(1571)と天正7年(1579)の二度、大友義鎮や大友左兵衛督の兵火に遭い総ての財宝、牛馬を略奪されたが、文禄の頃(1592〜5)竹中伊豆守重隆が高田城に在り、再び社殿を造営して復旧した。
 寛文9年(1669)松平主殿頭によって封内の宗祠と定められてより、歴代領主の尊崇厚く、現代の社殿は天保4年(1933)松平忠侯のご造営によるものである。
 昭和30年(1955)桂川河川改修のため、鬱蒼たる境内林の伐採、80m東方に移転し現在に至る。
 尚、旧暦10月半ばに執行される「川渡し神事」は、永保4年(1084)に始められ、日本三大裸祭の一つとして既に九百年余の伝統をもっている。」

平成十八年十月 改修建立
立派な石造アーチ橋です
親柱

万延元年
以上 2004.10.10撮影


ここの駐車場で夜明けを迎えました

7年1ヶ月ぶりの訪問

側面

側面

一泊のお礼に参拝

本殿入り口横の階段つきの巨大な岩、「天 浄水」と刻まれています
以上 2011.11.13撮影