由加(ゆが)神社御由緒
「当神社の創立は不詳、現存している最古の棟札には平安時代後期天永三年(1112年)和気氏が新田椰の総鎮守として西久保方の上山上に八幡宮を建立したことが記されている。爾来、和気氏(郡司)藤原氏(地頭)明石、村上氏等有力者の崇敬が篤く、特に、播磨、備前、美作の守護であった赤松氏の崇敬が篤かった。
南北朝時代、赤松則祐が足利尊氏に従い、九州で戦った時、宇佐八幡宮に参篭し戦勝祈願を行なったところ軍利を得たので神助に報いるため建武四年(1338年)当神社を新しく造営し、現在の位置に遷宮した。明治五年郷社に列せられ、由加神社とと改称した。明治四十二年各地区のお社を合祀し現在にいたる。」 |