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備前国総社宮参道橋
2009.12.06
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岡山市中区祇園
橋長:1.4m
橋幅:2.3m
単径間円弧桁橋
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備前国総社
岡山市指定重要文化財
「古代律令制下、平安時代ころまでには、ほとんどの国に総社が設けられた。総社とは、国司(国の長官)が逐一出向いて巡拝すべき各神社が、国内各所に分散して不便であるため、各祭神を国府の近接の一か所に合祀することで、参拝を略式化するために設けられたもので、国府直属の祭祀施設である。
備前国の総社は、備前国府(推定地)の北西丘陵に位置し、国司所祭の古社一二八の祭神を集めたものと伝えられる。成立の時期は定かでないが、およそ平安時代と推定される。律令制度崩壊後は、氏神として地域の信仰を集め、中世の神仏習合期、岡山藩による寛文の神社整理(1666〜1667)を経て、現在に至っている。
現在の境内付近には、惣社の内一、同二、馬場といった字名が残っており、かつては一町四方におよぶ広大な社地が広がっていたと考えられる。
現在の社殿は江戸中期のもので、幣殿の天井裏から室町時代前期の僧形社僧(現安養寺)が三体発見された。」
岡山市教育委員会 |
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備前国総社宮の前に架かっています
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側面
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境内から |