持善院(真言宗)
「摩尼山塔頭寺院として、西国寺再興の僧慶鑁和尚の開基と伝える。文化・文政ころの水害、山津波に再三被災したが、文政12年(1829)大旦那灰屋茂助の寄進銀一貫目などによって本堂・庫裏を一棟として再建されたことが棟札によって知られる。昭和51年(1976)9月、集中豪雨により裏山が崩壊し全壊したがただちに住職・檀信徒一体となって再建に当り、平成6年(1994)境内に祀られ長寿の神として知ら
れる『多賀皇神社』も新しく建替えられて復興が成った。正月の初詣での参拝者に配られる『干支の飾紙』は評判が高く、広く外国まで送られている。」 |