能登原八幡神社参道橋
2015.02.14
福山市沼隈町大字能登原
能登原八幡宮鳥居
福山市重要文化財
「享保九年(1724年)に和泉(大阪府南部)石工の吉三郎によって造られたもので、高さ約3・5m、笠木の長さ3・4mの比較的小さな鳥居です。
この鳥居の特徴は、両端に巴紋の彫り込みのある鳥衾を置いていること、扁額と額束を石造で一体化していること、笠木と島木が一本石で造られていることです。また、和泉石工の作品例(県内20数例、県東部4例)の一つとして貴重な鳥居です。」
福山市教育委員会
能登原八幡神社
残念ながら橋には分類できません
鳥居
弓掛松
「これは、昭和一九年、国の天然記念物に指定された弓掛松の根株である。
弓掛松は、目どおり4.6mの黒松で地上1.8mから枝分かれして高く枝を広げて東西20m、南北30mともなり、その美しい姿が知られていた。
昭和三八年、枯死となって指定が解除となり、この根株だけが残された。
弓掛松の名前由来は、源平の昔、この海域で繰り広げられた能登原合戦の時、平氏の武将、能登守教経がこの松に弓を掛けたからだ、との伝承により、いつの頃からか弓掛松と呼ばれるようになったのである。」
沼隈町教育委員会