医王寺
「桃林山慈眼院医王寺は、平安時代の弘法大師の開基と伝えられる真言宗の寺院です。本尊は木造薬師如来立像で県の重要文化財に指定されています。慶長年間(1600年頃)福島正則が藩主となり、鞆城代大崎玄藩がこれを再興しました。現存する鐘楼は1642(寛永20)年福山藩主水野勝成の建立、本堂は1685(貞享2)年四代水野勝種の再建したものと伝えられています。
ここから15分ばかり登った所にある太子殿からの展望はすばらしいものです。1826年オランダの医師シーボルトは、ツツジや松の観察のために小径を登りました。」 |