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野中町の石橋

2011.12.11

佐世保市野中町

橋幅:2.15m
径間:1.6m
拱矢:0.8m
環厚:要石35cm
輪石:7列
基礎部H:0.49m
架設:明治38年(1905)




「日本の石橋を守る会」副会長、末永さんから11月8日、「以前からあると聞いて探しまわっていた『野中町の石橋』にやっと行き当たりました。歴史に造詣の深い井上氏に案内をいただき、感動の石橋に会えました。」との情報を頂いていました。
「MR野中駅の佐世保側約60m)、目印は旧国道の線路側に露出した壁石のプレート。」ということで、すぐにわかりました。


「明治三十八年三月竣工」

下流側から潜り込み、桁橋の奥に石造アーチ橋
奥はMR西九州線のRC橋梁

左岸側

右岸側

上流側

末永さんのコメント「このような輪石の削り方が長崎県の橋にあったことに仰天。まるで京都の石橋のようだ。しかしなぜこの作り方が広がらなかったのか。少なくとも県北で見ることはできない。」

長崎縣技師 東島權次郎 設計
長崎
縣屬 松本松之丞
長崎縣 工手 木村廣楠 董工
(後日末永さんより補足あり訂正)