204
立岩

2004.01.17

東郷町下三ケ 田口原

立岩川
橋幅:4.5m
径間:8.5m
拱矢:4.2m

架設:明治43年(1910)
旧・県道尾崎細島港線

国道446号線を児洗橋より更に北へ進み、高圧線の下、東側旧道



眼鏡橋(立岩橋)
「竣工年月 明治四三年二月
 竣工時の規模 長さ61尺(約18.5m)
 径間28尺(約8.5m)
 幅15尺(約4.5m)
 拱高14尺(約4.2m)
 本橋が架かっていた路線は、明治28年(1895)細島港〜尾崎線と指定され、このうち山陰〜神門間は明治35年(1902)県費負担道路(地方府県県道)として整備されることになった。しかし、この路線は洪水・台風などでしばしば崩壊し、木橋は流失した。特に明治41、42年の台風水害を機に抜本的な改修工事が行われ、永久橋として石の架橋が進められた。この路線に石橋が多いのはそれを物語る。
 この路線は昭和46年、地方主要道に、同56年4月には国道446号に指定されたが、本橋をはじめとするこれらの石橋は、路線の修正変更、拡幅工事に伴いその役割を終え、建設、供用された時代の象徴として、また貴重な文化財として注目されることとなった。
 当時の石工技術の粋を結集した強固な構造に先人の知恵が光る橋である。」

平成20年7月6日設置
日向市
越表区公民館
高圧線に積もった雪の塊が落ちてきて危険です

上部
以上 2004.01.17撮影


下に降りたいのですが、藪に阻まれています
2004.04.24撮影


上流側
草がきれいに取り除かれ、見事な姿を現していました

上部は整備され、歩道橋として蘇っていました

この石橋のアーチも比較的扁平です
国道446号線に架かる石橋は、南郷村の下名木橋を含め、同じ形式で造られています

起拱石は五角形です

以上 2005.04.10撮影


3年半ぶりの訪問

上流側

上流右岸側から

右岸側

下流側
以上 2008.10.26撮影



3年5ヶ月ぶりの訪問
案内板が建てられていました

現橋の上から

下流側

左岸側

右岸側

拱頂部

上流側

上流側
以上 2012.03.17撮影



2年8ヶ月ぶりの訪問

上流側

上流側

右岸側

左岸側

拱頂部

下流側
以上 2014.11.15撮影