納田川上流眼鏡橋親柱
「この石は、石橋研究家贄田岳和さんからの通報で明らかとなった県北最古の石橋納田川上流眼鏡橋の親柱です。
『天保九戊戊四月』(1838)とあり、これまで県北最古の石橋であった日之影町深角橋の天保11年(1840)よりも2年古くなります。
石橋は、後世に両側に拡張されており、親柱は、すぐ横に置いてありましたが、盗難の恐れがあるため、コミュニティセンター玄関に移動し展示しました。
洗ってみると、文字を彫る際に赤い簸で中心をとっているのがわかりました。
将来、石橋自体を発掘調査する機会があれば、もしかすると橋の名前や石工の名前が彫られている石も出てくるかもしれませんね。」 |