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行縢
の眼鏡橋
2004.01.04

延岡市行縢町 行縢(むかばき)

五ヶ瀬川支流行縢川

橋長:21m
橋幅:1.8m(下幅:5.0m)
径間:8.7m
拱矢:4.4m
環厚:44cm

TR鉄道行縢駅から国道218号線を西へ450m、平田町信号から市道で「行縢少年自然の家」方面へ。4.8Km先、現橋の下流に架かっています


「石橋は江戸時代、中国から伝わり、長崎の眼鏡橋(1634)をはじめ、多くの石造アーチ橋が九州各地に造られた。石は引張りには弱いが圧縮に強いため、アーチ構造の橋が最も多く造られている。
行膝町の石橋は年代を示すものはないが、明治後期から大正初期にかけて造られたと伝えられている。長さ21m、幅1.8m、高さ7.8mの橋は、地域の生活道路として利用されてきたが、昭和46年3月にコンクリート橋として架設された「塔の瀬橋」によりその役目を終えている。
吉野地区や天下地区には昔から石工職人が多かったところで、この石橋の架設にも携わっており、橋に使用された石は、市内細見町にあった石切り場から運ばれたものと伝えられている。」

延岡市教育委員会
現橋の上から

廃橋です
以上 2004.01.04撮影


2005.04.17撮影


2年ぶりの訪問、草が払われていました

上流側

左岸側

拱頂部

下流側

下流右岸側
以上 2007.04.15撮影



3年2ヶ月ぶりの訪問

現橋から

上流側

右岸側

左岸側

拱頂部

下流側
以上 2010.06.19撮影



1年9ヶ月ぶりの訪問

上流側

上流側

右岸側

左岸側

拱頂部

下流側
以上 2012.03.03撮影