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前田用水路湯谷石橋
(仮称)
2006.03.21

都城市庄内町

橋幅:9.6m
径間:1.76m
拱矢:0.6m


県道31号線と交差する地点です



前田用水路
「前田用水路は坂元源兵衛が計画しました。関之尾の滝の上流350mから岩山をノミとツチだけで、3年の月日を要して掘りぬくという大変な工事でした。その後、いろいろなことがあり、この仕事は前田正名にひきつがれました。水路はたくさんの谷や山を越え200ha以上の田んぼが開かれました。
この工事では前田正名が有名ですが、坂元源兵衛の水流し工法など優れた土木技術がなければ完成できなかったと言われています。
2002年6月現在(水路の長さ7,045m 前田用水路の水を引いている田んぼの面積227ha)」


郷土の偉人 坂元源兵衛翁
1840年(天保11年)〜1918年(大正8年)
「坂元源兵衛は今の都城市西岳に生まれ、1869年(明治2年)に優れた田んぼを開く技術とみんなをまとめる力があったので、三島地頭に頼まれ都城市庄内町に移住しました。そして田んぼを開く事業など村の発展につくしました。」
県道31号線を北側から見たところです
右手から左手へ流れています
右手から降りて行きました


覗き込むと、コンクリート製の長いトンネルが下流まで続いています
一旦上に戻り、下流側を目指しましたが、藪に阻まれ断念、トンネルを通ることにしました

下流に石造アーチの箇所が見えました

下流側から

右岸側

左岸側

石造アーチの区間は9.6mです

下流 吐き口

下流側から県道に出ることができました