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橋満

2003.11.16

小林市大字東方字橋満(はしみつ

浜之瀬川
橋長:17m
橋幅:4.7m
水面からの高さ:約23m

国道221号線小林市街地から県道265号線に入り、「陰陽石」入口を過ぎ約1.1Km先三之宮農免道路を左折
約1.4Km先交差点を右折、左手案内標柱から左手坂道を下り、更に左下へ下る道を進む



橋満橋 小林市指定有形文化財
「昭和18年に地元の人々が材料を購入して祖国振興隊などの奉仕作業で造られました。戦時中のため、鉄筋が手に入らず、代わりに竹を使った竹筋コンクリート及び石材を用いた大変珍しい橋です。浜ノ瀬川にかかっています。」
小林市教育委員会
上流側より
この場所も分かりづらかったです


下流側より
この下流には陰陽石、東方大丸太鼓橋があります

三之宮峡遊歩道
「かつては木炭や木材を運ぶトロッコ道として利用されていました。遊歩道には渓谷に平行して、大小11のトンネルが連なっています。この遊歩道は豊かな自然に包まれ、季節によっていろいろな顔を見せてくれます。“平成14年9月、遊歩道百選に選ばれました”」
橋の下、左岸側には岩をくりぬいてトンネルが掘られています
以上 2003.11.16撮影


 4年1ヶ月ぶりの訪問、竹筋コンクリートの意味が少々気になってのことでした。袂に記念碑が建てられていました

上流側

どう見てもアーチ部は切石積みです

 川床に降りて真下に向かおうとするところに、ちょうど観光ガイドをされている北きりしまコスモドームの清水さんが来られました。その件を尋ねるとアーチ部は間違いなく自然石で組まれていて、この近くにまだ工事に携わった方がおられるそうです

 竹筋コンクリートは壁の部分だったのです、これまで石造アーチ橋から除外していて橋満橋には大変申し訳ないことをしていました
おめでとう橋満橋

以上 2007.12.15撮影



3ヶ月ぶりの訪問
2008.03.16撮影