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馬門橋
(架設当初名:馬門川目鑑橋)
2003.11.30

下益城郡美里町(旧砥用町)今
町指定文化財

津留川
橋長:27.0m
橋幅:2.97m
架橋:文政11(1828)年完成
石工:備前石工:小坂勘五郎、茂吉

国道218号線を東に進み、旧豊野町・旧中央町を過ぎて旧砥用町に入ると、左側に緑色の「馬門橋」と書いた案内板が立てられています
そこの小道を左に下りそこに車を止め、さらに左に歩いていくと標識あり




馬門(まかど)
「馬門橋は文政10年(1827)石工茂吉、勘五郎により架橋されたもので両脚間は11.9m、橋幅は3.12mである。この橋は砥用町でも早い方で熊本県全体から言っても最も初期に属する。両岸が相迫って絶壁をなし、周辺には樹木が茂り渓間には清流が流れるなど他の石橋とは違った雰囲気をなし砥用石橋の中でも一番絶景である。また新旧二層からなりたっていることも特長の一つである。」昭和58年
砥用町
「 国道218号線沿いの津留川に架かる風情のある橋で、砥用から宮崎へ通じる重要な旧往還上にあります。
 この橋は備前(現岡山県)の石工茂吉と勘五郎の手で架けられ現存する唯一の石橋で、種山の石工集団が活躍していた同じ時期に熊本で石橋を架けたのかは未だナゾに包まれて推論の域を出ていません。しかし、橋のたたずむ風景は緑川水系の石橋群の中でもトップクラス。ヤマメ釣りのシーズンなどは、橋の下で竿を伸ばす姿が見受けられます。」
上流右岸側から

ここから下ったところに架かっています
以上 2003.11.30撮影


20日ぶりの訪問、雪です
2003.12.20撮影


1年5ヶ月ぶりの訪問
下流側

上流側から
以上 2005.05.14撮影


5年5ヶ月ぶりの訪問

上流側

上流側

左岸側

右岸側

拱頂部

下流側

下流側
以上 2010.10.10撮影



国道218号線沿いに駐車場が整備され、その横から降りることができるようになりました

4年半ぶりの訪問

上流側
以上 2015.04.11撮影