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故 阿芹場橋
2005.05.14
2007.07.14流失

美里町(旧砥用町)洞岳

山出川
橋長:9.8m
橋幅:1.8m
環厚:45cm

国道218号線、畝野から緑川を渡り県道153号線へ。東へ1.4Km急カーブ左下に架かっていました



阿芹場橋
「砥用町には、重要文化財である霊台橋(単一拱として日本最大)、県指定文化財の雄亀滝橋(水路橋)をはじめ数多くの石橋が現存している。
 現在本町では、“石橋と山と湖の里づくり”を進めているがその基調となるものは、石橋の架橋に心血を注いだ当時の石工をはじめとする村人達の心意気である。
 この阿芹場橋は、宮崎県椎葉村に通じる目丸街道に架られた長さ9.8m、巾1.82m、高さ4.5m砥用町最奥の石橋である。(建造年月日等不明)掛石の数37個、巻石の数は120個にものぼり、何の機械力も用いることなく全て人力で積上げ、中央の“くさび石”一点で合致させている。
 昭和57年の水害により半壊したものを昭和62年現代の石工の技により修復した。これを機に橋内構造を把握し記録をスライドに納め、石橋文化の資料として広く活用するものである。」

昭和63年3月 砥用町
下流側
右岸側
現橋の上から
上流側

上流側2
以上 2005.05.14撮影


3年2ヶ月ぶりの訪問
去年7月の災害で、現橋とともに流失、通行止めになっています

残された標柱
以上 2008.07.26撮影