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下番橋
2004.04.24

上益城郡山都町(旧蘇陽町)滝上

畑ノ地川
橋長:5.2m 
橋幅:3.2m 
径間:3.2m
天保6(1835)年

国道218号線、馬見原より国道265号線へ、470m先右折、五ヶ瀬川を渡りすぐ右折、100m先右下旧道に架かっています



下番(かばん)の目鑑橋
「この橋は、熊本・阿蘇方面から来た人が五ヶ瀬川対岸に渡る三河橋に行く通路に架けられた橋です。
 もともとは土橋でしたが、三河橋が建造された天保6年(1835)頃に町の有力者が資金提供を申し出て、石造アーチ橋になりました。種山村(現在の八代市)の石工岩永三五郎が若いときに造ったもので、通潤橋の試し橋だったともいわれています。
 この橋の長さは5.2mと短いのに、幅が3.2mもあるのは、車馬の通行を基準に作られた日向街道の一部だからです。このように考えると、街道が人の往来よりも物資の輸送を重視して作られ、馬見原の繁栄もそのようにして運ばれた豊かな物資に支えられていたことが理解できます。」
標柱には
「史跡 石橋 眼鏡橋
文化年間に架す 石工、岩永三五郎 通称 三五郎の一号橋と伝有り」
蘇陽町教育委員会
蘇陽町文化財保護委員会
とあります。
近くの案内板には「天保六年」とありますが、どちらが本当でしょうか?
文化年間でしたら1800年代初期ですが・・・
日向街道で昔の一級国道です
以上 2004.04.24撮影


約3年ぶりの訪問

下流側

内部
以上 2007.04.05撮影



1年9ヶ月ぶりの訪問、案内板が建てられました

下流側

下流側

内部
以上 2009.01.11撮影