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上板楠神社眼鏡橋

2006.02.11

和水町大字上板楠 上東

橋長:4.5m
橋幅:1.3m
径間:2.6m
拱矢:1.3m
環厚:30cm
輪石:15列

県道195号線、旧三加和町役場前の十町川に架かる橋の南側の道を北上。750m先を左折、上板楠神社の裏手架かっています。


上板楠神社と眼鏡橋
「この神社は、江戸時代には、「妙見宮」と呼ばれていた(神殿の扁額など)。明治になってから、地名をとって「上板楠神社」と称し、天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神の三神を御崇神とした。また、「三霊神社」ともいった(鳥居の額束)。
 神社の由来については、鳥居の横にある明治30年(1897)建立の石碑の銘文によると、「後鳥羽天皇の文治5年(1189)に、岡原城主の梶原景末の願いにより、八代妙見宮の御分神を勧請して建立された」というが、この記述が、この神社の神社帳(現在所在不明)などの文献によるものか、あるいは言い伝えによるものかはわからない。
 境内社としては、祗園さんと天神さんを合祀したお社とお伊勢さんのお社、それに社日さんの石祠(安政5年、1858)がある。
 境内には、前述の石碑のほか、天保15年(1844)奉納の一対の石灯篭、明治30年(1897)建立の石鳥居、無名の手水鉢(2基)があり、」さらに、安政4年(1857)にできた重厚な玉垣が境内を囲んでいる。
 裏参道にある御手洗池には、小さいながらも見事なつくりの石造眼鏡橋が架けられている。この橋は、欄干が玉垣と類似しており、玉垣をつくった石工の作ではないかと思われる。」

平成8年3月
和水町教育委員会
この奥に上板楠神社があります

鳥居扁額には「三霊神社」と書かれています

目指す眼鏡橋は神社の裏手に架かっています

上流側

欄干

安政4年作の玉垣
以上 2006.02.11撮影


10ヶ月ぶりの訪問

上流右岸側

上部
以上 2006.12.10撮影