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故 恒吉太鼓橋

2004.01.24
2016年9月、台風16号の記録的大雨により流失

曽於市大隅町恒吉

長江川
橋長:15.5m
橋幅:2.8m
径間:8m
拱矢:4.5m
架橋:寛政2年(1790年)

国道504号線、福山町で県道495号線へ。約12Km先県道71号線大隈町方面へ左折する地点



恒吉太鼓橋 市指定文化財
「長江川にかかるこの橋は、アーチ式の石橋で太鼓橋とも呼ばれます。岩川から市成へ通じる街道に、寛政2年(1790年)に架けられたもので、ここから下囲と野町の間を通り市成へと続きます。この石橋は県内では四番目に古く、技術の伝播を知るうえからも貴重な文化財です。
長さ15.5m 幅2.8m 水面からの高さ7.5m」

曽於市教育委員会


恒吉太鼓橋 曽於市指定文化財
「岩川から市成へ通じる街道の長江川に架かるこの橋は、寛政二(1790)年三月に架橋されたアーチ式の石橋である。太鼓橋とも呼ばれる。
 橋長15.5m、幅員2.8m、水面からの高さ7.5mで、橋面は石張り、手摺石(下流側は欠損していたため復元)があり、壁石はやや粗いが平行積みである。
 当時は、岩川方面からこの石橋を渡り、北へ折れると地頭館へ、南へ折れると市成へ通じていた。
 鹿児島県内に残されているアーチ式の石橋としては最古級のもので、技術の伝播を知るうえからも貴重な文化財である。」

曽於市教育委員会
平成二十五年八月建立
下流側
上流側
高欄は崩壊した部分が新しく作りかえられていました
以上 2004.01.24撮影


4年半ぶりの訪問

上部
以上 2008.07.27撮影



6年1ヶ月ぶりの訪問

現橋の上から

上流左岸側

以前補修された高欄もなじんできました

下流側

下流側
以上 2014.08.10撮影



3年ぶりの訪問

元架かっていた場所
以上 2017.08.20撮影