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二重(ふたえ)橋
2004.07.03
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喜入町一倉
八幡川 橋長:7.4m 橋幅:2.7m 径間:6.5m 拱矢:3.0m 架設:明治44年
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玉繁寺橋からさらに1.5Km進み、一倉小学校を右折。
200m先現橋から上流に見えます

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二重橋
「この石橋は『二重(ふたえ)橋』という。一倉と弓指の両部落を結ぶ道路の八幡川上流の地点に架けられている。
架橋は「明治四十四年八月吉日」と刻み込んであり、アーチに明治時代の石工の技が見られる。
この近くに住む古老は、橋が完成した時ここで紋付き袴を着た人が踊り、子供たちにはお菓子をふるまって、祝いがあったのを覚えていると語っている。
作者は不明であるが、この橋の建設工事に祖父や父が携わったということを聞いた人もいる。一倉地区には石切りさんが多くいたといわれ地元で架橋に尽力した人々が多数いたことが偲ばれる。」
鹿児島市教育委員会 |
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下流側より |
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右岸側 |
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この橋の上流・下流は護岸工事がされていますが、景観を損なわないように自然石が使用されています。
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上流側より |
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上部 |
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