��1,868 茶屋町橋梁 2006.06.24
北九州市八幡東区茶屋町 槻田川 橋長：m 橋幅：m 径間：m 拱矢：m
市指定史跡 九州鉄道茶屋町橋梁 昭和51･3･22指定 「この橋梁は明治24年4月に開通した九州鉄道大蔵線の施設である。壁体は煉瓦の長手と小口を交互に積んだいわゆるイギリス積み。アーチは煉瓦の小口を5段積みにした弧型アーチで、アーチの乗る迫台は花崗岩の石積み。北側は一段ごとに煉瓦を迫出して意匠としている。この点、やや小規模ながら同区内の尾倉町に残存している橋梁と同じ手法である。 　九州鉄道株式会社は門司・黒崎間の鉄道敷設にあたって経営効果の高い海岸沿いを計画しましたが、陸軍省の強い反対にあい、小倉からは小倉北区清水、八幡東区茶屋町を通り、大蔵川の両国橋付近から平原小学校、前田小学校の北側を通過して現在の鹿児島本線に沿い、黒崎に至る路線に変更した。のち明治35年(1902年)、12月戸畑間(現鹿児島本線)の開通、ついで同40年(1907年)の九州鉄道の国有化、翌41年(1908年)戸畑線の本線昇格と状況は変化し、一支線となった大蔵線は44年(1911年)9月廃線となった。 　市内には鉄道敷設当時の施設で残されているものは数少なく、この橋梁は本市の交通史上貴重である。 　なお、この橋梁は廃線後の一時期、多少手を加え歩道橋として活用しており、昭和51年3月復元した。」 北九州市教育委員会
駐車スペースがないので苦労しました。 一方通行の道路を4回転して撮影しました。
下流右岸側
綺麗な下駄歯です
上流側
上流右岸側 アーチ迫台は花崗岩