八女津媛神社
「遠く弥生の世にかけて、筑紫の国一円を巡幸の大足彦命(のちの景行天皇)は水沼の県主猿・大海に遥かに青くけむる山脈を指呼、あの一帯を統べ、天地を祀る者を問われた。大海はその名を八女津媛と称し、常に山中に居すことを奏上。
経緯は“日本書紀”に記されている。
ここにその女神を祀ったのが八女津媛神社である。社伝によれば創建は養老三年(719)といわれている。
また、春秋、神の窟の村びとが五穀豊穣を祈願し成就を感謝する“浮立”の奉納は、県より無形民族文化財に、昭和五十三年指定されている。」
八女市教育委員会 |