旧九州鉄道城山(きやま)三連橋梁 国登録文化財 平成9年5月29日登録
「明治21年8月15日に九州鉄道が設立され、明治22年12月11日に九州最初の鉄道として博多駅−千歳川仮駅(久留米)間が開業しました。鉄道の建設にあたって、ドイツ人技師ヘルマン・ルムシュッテルを顧問として招き、資材をすべてドイツから取りよせました。 この橋梁は当時のものですが、大正9年6月10日、複線化の際に現在のJR鹿児島本線の位置に付け替えられました。 橋梁の幅は4.7m、長さ24.5mの煉瓦造りの三連アーチ橋梁で、九州では最も早い時期に作られた煉瓦造橋梁です。アーチ橋としては中規模なものです。」 |