坂東寺石造五重塔仁王像

2016.01.23


筑後市熊野




坂東寺石造五重塔 県指定文化財
「元は東西に二塔あったとされており、現在はこの西塔のみ残っています。西塔は貞永元年(1232)八月に造立され、在銘五重塔としては筑後地方では最古のものです。初層搭身には四方仏[蓮華座の如来座像で、阿しゅく(東)・宝生(南)・阿弥陀(西)・不空成就(北)]を浮き彫りにし、各層塔身には四面に梵字が刻まれています。基礎石の梵字を含め、密教で説くところの五大(空・風・火・水・地)種子の四転(発心・修業・菩堤・涅槃)となっています。」
筑後市教育委員会
筑後郷土史研究会
天台宗有水山 坂東寺

仁王門の中に一対の木造仁王像
坂東寺仁王尊
「筑後領主田中吉政公 慶長十五年寄進(約四百年前)
男子には勇力を与え給い 女子には難産の苦を救い給う (勇力安産の神)」


仁王門をくぐり境内

西側の石造五重塔

基礎部に一対の仁王像

阿形

吽形

東側の石造五重塔

基礎部に一対の仁王像

阿形

吽形