七社(ななやしろ)宮
「【いわれ】
この地は、古墳でした。また、弥生時代の食料貯蔵倉もあり、昔の人々にとっては聖なる地でした。
飛鳥時代である、七世紀の西暦六七四年(天武天皇白鳳二年)に、里人が四社殿を造営して七柱の神をおまつりしたのが、この七社宮です。
この地について、次のような神話が伝えられています。『神武天皇が、当地をお通りになった時、道に迷われました。その時、赤い馬に乗った威容のある老人が現れ、天皇をご案内しました。そして、姿が急に消えました。里人はこれは神がお導きになったと信じ、この地を神地としてあがめました。」 |