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熊野宮の眼鏡橋

2005.03.26


黒木町下小屋

橋長:5.3m
橋幅:2.2m
径間:3.9m
拱矢:1.7m
架設:明治15年(1882)

黒木の大藤から国道442号線を1.2Km東進、左折。250m先右折、100m先左手に熊野神社があります



 眼鏡橋
(有形民族資料)
「眼鏡橋とは、くさび形の石材をアーチに組み石自身の重力と、お互いの摩擦力によって支え合い、径間を保っている石橋のことである。
 近世から近代にかけて造られた全国の眼鏡橋の約九割以上が九州にある。九州が誇る独特の石造文化財といえる。
 福岡県内には約60橋現存しているが、その大半が筑後地方の八女の山間部に集中している。
 黒木町の眼鏡橋の架橋技術は、長崎を窓口にした西洋、又は中国の技術を、長崎で武士を捨てた藤原林七が理論を学び熊本の種山村で技術を完成し、その子孫が、鹿児島や八女地方へ伝えたものがほとんどである。近代土木技術で架橋したものも幾つかある。
附記 町内では、関屋橋・下松尾橋(笠原)、小原橋、尾道口橋(田代)、古須崎橋がある。」

市教育委員会
正面から
親柱
熊野神社