魚楽園の紅葉
2013.11.23
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田川郡川崎町安眞木
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藤江氏魚楽園
「魚楽園は、室町時代中期に禅僧雪舟が神仙蓬莱思想に基づいて築庭したと伝えられている古庭園で、昭和53年9月18日に名勝庭園に指定されています。
魚楽園という名前は詩経の中の大雅篇中『魚楽しければ、人また楽し』という言葉を引用し、江戸後期の漢学者村上佛山が本園を来遊の際命名したもので、平和郷を思い起させるものです。
池の中の島の形は亀を思わせます。頭と足をのばした力強い石橋、年功を思わせるこうら、雪舟が中国で学び得た蓬莱の手法をいかんなく表現した築庭です。」 |
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3年4ヶ月ぶりの訪問
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上り口、上から
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振り向いたところの紅葉
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池の奥の紅葉
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美しい
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その上の庭園
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山手から見ると別の雰囲気
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魚楽園庭園前
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薬医門
「一説には弓矢の攻撃を食い止める『矢食い(やぐい)』から来たものと言われています。
かつては医者の門として使われたともいわれ、門の脇に木戸をつけ、たとえ門が閉まっていても四六時中患者が出入りできるようにしていたといわれている門です。
このように、藤江氏魚楽園には歴史にまつわるものが沢山あり、土塀で区切られた庭全体が『幽玄の宇宙』を表しています。」
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薬医門から、奥は御成門
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ここが一番赤い
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座敷から見た中庭
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藤江氏魚楽園
「この庭園は、室町時代の画聖『雪舟』が築庭したものといわれ、庭は神仙蓬莱思想で池中の中島を蓬莱島と称し、庭園には一ノ滝とニノ滝があり、一ノ滝周辺には、右側に観音菩薩、中央に阿弥陀如来、左側に勢至菩薩を配した石組みを三尊石と言い、その後に座禅石があります。
◎神仙思想
古代中国の不老不死の世界を追及しようとするものです。
◎神仙蓬莱思想
仙人の住むといわれる三神山『蓬莱(ほうらい)、方丈(ほうじょう)、●州(えいしゅう)』があり、その一つの蓬莱島を池中に配したものが藤江氏魚楽園です。」
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中庭、奥は御成門
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御成門から
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塀越しに
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奥の院側から |