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黒田神社参道橋

2006.10.28


京都郡みやこ町勝山松田

橋長:2.0m
橋幅:3.6m
単径間桁橋




黒田神社 由来
「社伝によれば、この社は旧黒田村西岡七社にあった八幡宮と東の庄屋塚にあった天疫神、南の金清の天満宮を惣方一同が評議の上で合祀したものです。ところが、合祀されてからというもの社殿が夜毎に振動し、村人は、三社を同じ社殿に祀ったので神慮を損なったのではないかと恐れおののいたといいます。そこで文明十四(1482)年に地頭の綾塚敬久が上京して公家と相談の上、後土御門上皇のお書きになった額を賜って社頭に奉納したところ、たちまち社頭は静かになったということです。“三社和光”としるされたこの額は今でも社宝として大事に保存されています。
 慶長五(1600)年黒田家の家臣宗我部五右衛門尉重勝が社殿を造営しましたが、文化十四(1817)年には焼失してしまいました。現在の神殿は、明治十五(1882)年一月に改築されたものです。
 享保四(1719)年の記録によると、毎年、6月24日の夜には連歌が執り行われ、25日には鶏楽が奉納されたとあります。今でも拝殿には、極彩色の三十六歌仙の絵馬、武者絵、俳句集の額等が飾られ、往時をしのぶことが出来ます。また、楽はしばらくの間途絶えていましたが、戦後地元有志の手によって復興されて、現在でも春の神幸祭に奉納されています。」

みやこ町教育委員会
黒田神社です

参道の補修工事中でした

側面

上部
昔は高欄があったようです