楽水園 名前の由来
「“楽水”とは、博多商人、下澤善右衛門親正の雅号です。親正は、父尚正と親子二代にわたり、家業とならんで福博の発展に貢献した人物です。明治39年(1906)に親正は、当敷地に住吉別荘を造りました。
のちに設けた茶室に、自分の雅号である“楽水”にちなんで“楽水庵”と名付けて茶に親しんだことから、戦後、旅館として使用された折にも“楽水荘”とされました。平成7年に福岡市が池泉回遊式の日本庭園として整備、開園した際、本園の名称もその由来を受け継ぎ“楽水園”と名付けられました。
四畳半の茶室は親正の茶室を復元したもので、名前も“楽水庵”としたものです。」 |